« 人間の劣化 | メイン | 夫婦は他人 »

2017年12月16日

お互い干渉せず

 一昨日、久し振りに近所の日帰り温泉へ仕事をかかえて出かけた。
 この日も愚妻は早朝から同じ日帰り温泉に行っており、私は愚妻の帰宅を待ち、入れ替わるように出かけるのだ。

 一緒に行けばよさそうなものだが、愚妻も私も「一緒に行こう」とは口が裂けても言わない。

 何事においても「夫婦別々」が我が家のキィーワードになっているからだ。
 日帰り温泉へ出かけたこの日、私は断食をしたが、愚妻は知人から頂戴した越後の「にごり酒」をグビリ。

「断食はせんのか?」
 問うと、
「あなただけでどうぞ」
 生ハムをツマミにグビリなのである。

 しかし、お互いが干渉せずというのは、精神衛生上、すこぶる快適だ。
 心を煩わせるものが一つ減るのだから当然だろう。

「お前が死ねば、もっと楽になるな」
 私が憎まれ口を叩くと、
「ガスの使い方も知らないあなたが、どうやって生きていくのよ」

 確かに、そうだ。
「お互い干渉せず」は、生きていてこその値打ちであると腑に落ちた次第。

投稿者 mukaidani : 2017年12月16日 16:14