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2013年11月25日

健康診断で胃カメラ

 昨日は、市の検診で、胃カメラを飲んだ。
 検診はバリウムを飲むか、胃カメラか選択になっているそうだが、予約を取ったのが愚妻で、
「胃カメラにしたから」

 そのあと続けて、
「バリウムだと、再検査のとき胃カメラになるから面倒でしょう。だったら最初から胃カメラにしたほうがいいもの」

 確かにそうだ。
 以前、ピロリ菌の検査で胃カメラを飲んだことがあり、あまり気が進まなかったが、仕方がない。

 で、昨日の検査。
 看護婦さんがマニュアルに従って、
「歯は、入れ歯ですか?」
 と、笑顔で問う。

「違う」
 いささムッとして答えると、
「それはいいですね」
 と、これも笑顔。

 なんじゃ、わしは入れ歯の老人に見られているということか!

 あまりにガク然として、胃カメラの苦痛など感じているヒマはなかった。
 クルマで行ったので、検査あと30分ほどベッドで横になってから帰るよう看護婦さんに言われたが、1時間以上、すっかり寝入ってしまい、看護婦さんに起こされてしまった。
 入れ歯爺さんに見られたショックで、寝入ったに違いない。

 胃に少しばかり潰瘍があり、細胞を検査に回すという。
 愚妻にそのことを告げると、
「ほら、やっぱり胃カメラにしておいてよかったでしょ。二度手間になるところだった」
 と、自分の判断の的確さに喜んでいる。

 ここは喜ぶより、心配するべきだろうと思うが、愚妻にその気はさらさらなし。
 入れ歯を問うた看護婦さんも、愚妻も、女というのは何と残酷な生き物ではないか。

投稿者 mukaidani : 23:35

2013年11月19日

紅葉を見に行く

 今日は、茨城県へ紅葉を見に行って来た。
 飛び込みの仕事があったりで、原稿が押せ押せになっているのだが、前々からこの日に予定していた。

 時間がないからといって取りやめていたら、結局、何もできなくなる。

 それで出かけたのだが、紅葉はたいしたことなかった。
 帰途に立ち寄った日帰り温泉もイマイチだった。

 さて、そこで考えるべきは、
「来なければよかった」
 と思うかどうか。

「来なければよかった」
 と思えば、時間をムダにしたことになり、失った時間は返ってこない。

「これはこれでよかった」
 と思えばムダにはならない。

 人生もしかりで、
「これまで自分の人生は何だったんだ」
 と思えば、過ぎ去った時間は無意味になる。

「これでよかった」
 とハッピーに受け取れば、意味のある人生になる。

 愚妻と所帯を持ったことも、
「これはこれでよかったのだ」
 と思えば、過ぎ去った膨大な時間はムダにはなるまい。

 そんなことを露天風呂に浸かりながら考え、休憩室で愚妻と顔を合わせる。
 愚妻は湯上がりに上気した顔から汗をにじませ、すこぶる元気だ。
(本当に、これはこれでよかったのか?)

 思わずホンネが脳裏をよぎるのだった。

投稿者 mukaidani : 22:18

2013年11月10日

ダイコンの芽が出ない

 ダイコンの芽が出ないと愚妻が言う。
 積極的に白状したわけではない。

 昨日、うなぎ屋で、ふろふき大根を出してくれので、ふと畑が気になり、
「おい、うちのダイコンはどうなっておる?」
 と、問い質したところが、
「どうもなっていないけど」
 しれっとして言ったのである。

「どうもなっていないとは、どういうことだ」
「芽が出ていないの」
「なぜだ」
「さあ」
 とトボケた顔で言ってから一転、
「自分で畑へ行けばいいのよ!」
 反撃に出てきたのである。

「そういうのを、自分のことを棚に上げると言うのだ」
「棚に上げているのはあなたでしょ」
 愚妻は水掛け論にもっていき、勝負はドロー。
 年の功である。

 何が忙しいのかよくわからないが、畑に行く時間がない。
 今年もあと1ヶ月半。
 去年も、いや毎年こんな調子で1年が過ぎていく。

 今夜は編集者にカメラマンを交えて、都内で企画の打ち合わせ。
 

投稿者 mukaidani : 12:37

2013年11月02日

飛行機が引き返す

 ひどい話だ。
 昨日、「これから沖縄」と羽田空港でこのブログに書き、実際、午後1時05分に予定どおり飛行機は離陸。

 すぐさま眠りについて、2時ころ目が醒めると、
「当機は羽田に引き返します」
 というアナウンスが耳に飛び込んできた。

 理由はよくわからないが、機体に不具合があったようだ。
(ここまで飛んで引き返すなら、那覇空港へ行けばいいのに)
 と私は思ったが、そうはいかないのだろう。

 客室乗務員は
「重ねてお詫び申し上げます」
 とマイクを通じて詫びるが、これが何とも白々しく感じるのだ。

 無機質というのか、白々しいというのか、丁重に詫びてはいるのだが、ちっとも心に響いてこない

 それがどこから来るのか考えているうちに、ふと気がついた。
 警察の飲酒取り締まりの検問に通じるものがあるのだ。

 ご承知のように警察官は、
「お急ぎのところ、すみませんね」
 とか何とか言いながら、ちっとも「すみません」と思っていない、あの口調である。

 ひらたく言えば、
(我々は法律に基づいて取り締まっている。本来は〝すみません〟という必要はないのだが、無用のトラブルをさけるために便宜上、〝すみません〟といっていに過ぎない)
 ということだ。

 客室乗務員も、これと同じ気持ちではないのか。
(機体に問題があるのだから羽田に引き返すのは当然。重ねてお詫びする必要もないのだけれど、客に文句言われるとめんどうなので便宜上、お詫びしているだけ)
 そんなニュアンスを感じるのである。

 もっと言えば、
(あんた、飛行機が落ちたらどうするのよ。お詫びがどうだとか言ってる場合じゃないでしょ)
 というのが本音ではないか。

 腹立たしさゆえの勘ぐりで、そんなことを思ってしまうのである。

 結局、4時間近く遅れて離陸。
 おかげで夜の稽古に間に合わなかった。
 このことを電話で愚妻に告げると、笑い声がいつまでも続く。
 どこが面白いのか私にはわからないが、人間はあれほどまでに天真爛漫に笑えるものなのか。
 これはこれで考えさせられたのである。

投稿者 mukaidani : 13:57

2013年11月01日

これから沖縄

 羽田空港で、ノートパソのキィボードを叩いて仕事をしている。
 金、土、日と沖縄の文武館道場で稽古だ。

 フライトは午後の1時過ぎだが、空港には8時30分に着いた、
 連休で駐車場の混雑が予想されるため、どうせなら早く着いて仕事をしようと考えたわけである。

 伊豆から帰宅して、なか1日。
 慌ただしい。
 うかつにも手帳ダイヤリーを1ヶ月ごとに見ているため、11月のページをめくらずして伊豆の予定を10月末に入れたのである。

(さて、11月の予定はどうだったかな)
 と伊豆で何気なく手帳をめくって、
(あっ、沖縄だった!)
 という次第である。

 かつて沖縄へは8年も毎月通ったというのに、気候に関心がないのか、いまだに着ていくものに迷う。
 すべて愚妻まかせで、バックの中にどんな着替えが入っているのかわからない。
 一人で出かけるときは毎度のことだが、ホテルへチェックインして荷物をひっくり返し、
「おい、ハンカチはどこだ?」
「血圧のクスリはどこだ?」
 愚妻のケータイに電話である。

 だから帰るときが大変である。
 私は荷造りが大嫌いなので、そのことを考えただけで、いまから憂鬱な気分なのである。

投稿者 mukaidani : 09:50