« 2013年06月 | メイン | 2013年08月 »

2013年07月28日

沖縄である

 いま、沖縄に滞在中だ。
 昨日は、文武館総本部・仲本政博会長の古武道無形文化財認定祝賀会が那覇市内のホテルであり、私のほかウチの理事長、統括本部長の3人で出席。翁長那覇市長など多くの方々が祝福された。

 文武館で一緒に稽古した仲間たちと旧交を温め、楽しい一時だった。

 夜は、これも久しぶりに書家で武芸家の旧友と武道談義。
 足かけ8年、毎月通った沖縄は、私にとって「来る」ではなく「帰る」といった気分だった。

 以前であれば、ホテルに帰って飲み直しに出かけるのだろうが、酒も飲まなくなったし、歳も拾ったし、風呂に入ってさっさと寝てしまった。
 人間は変わっていくものだと、わがことながら感心した次第。

 さて今朝は、9時から文武館で稽古である。
 海外から4名ほど研修にきているので、楽しみでもある。
 一昨日は医者で肩に注射をしてもらっているが、痛みは取れない。
 困ったものである。

投稿者 mukaidani : 07:13

2013年07月23日

夏大島のシワ

 一昨年だったか、古着で夏大島を購入した。
 信用のおける店なので、古着といっても、ちょっと唸るような金額だったが、思い切って買った。
 寸法直しにもン万円を払い、そのまま一昨年、昨年とタンスの肥やしになっていた。

 で、先日、ふと思い立って、この夏大島を着て食事に出かけた。
 家に帰ってみると、お尻のあたりにシワができている。

「ちゃんと座らないからよ。あなたは態度が大きいから」
 愚妻の文句を無視して、ネットでシワを取る方法を検索するが、見つからない。

「困ったときのバカガエルさん頼み」で、着物の生き字引である「バカガエルさん」にメールで問い合わせようかと思ったが、いつもアホなことばかり問い合わせているので躊躇した次第。

 アイロンをかけていいものやら、霧吹きでシュッシュッとやっていもものやら・・・。

 一昨年、雨の滴で、塩沢紬の袖に縮みがきたことがあり、絹系はヤバイのだ。

 思案の末、
「おい、クリーニング屋へ持って行け!」

 今朝、着物ではいつも世話になっている某クリーニング店に愚妻を走らせたのである。

 先ほど、愚妻が帰宅して曰く。
「こういう着物は、シワだけ取る方法はないので、クリーニングしてたほうがいいんだって。だから出してきたわよ」

 そして、
「これからは、シワができないように着なさいよ」

 そんなアホな。
 それに、シワをつくらないようにそっと腰掛けたりすると、〝痔主〟と間違われるではないか。
 大枚を叩いて、なんとも厄介なシロモノを買ったものである。

投稿者 mukaidani : 10:35

2013年07月16日

左肩の痛み

 左肩が痛い。
 痛み出して2ヶ月になる。

「50肩じゃないの。歳なのよ」
 と愚妻は面倒くさそうに言う。
 愚か者が、62歳の私が50肩なら、これは若返ったと言うのだ。

 注意しようかと思ったが、向上心のない人間に注意するのは「馬に念仏」と、あきらめた。

 で、どれほど若返ったか、「50肩」を調べてみると、
「痛くて肩が上がらない」
 というのが基本のようだ。

 私の左肩は上がる。
 痛くも何ともない。
 後ろへ反(そ)らすとビリビリと痛むのだ。

 日常生活に支障はないのだが、困るのは肘枕だ。
 左手で、これができない。

「おい、肘枕ができない」
 愚妻に言うと、
「しなきゃいいでしょ」
 面倒くさそうに言う。

 確かにそのとおりだ。
 右手でやればすむことだ。
 だが、できないとなると、無性にやりたくなるのが人間というものだ。

 人間のこの愚かさについて説こうかと思ったが、向上心のない人間に注意するのは「猫に小判」と、あきらめた次第。

投稿者 mukaidani : 10:39

2013年07月14日

猛暑は続く

 連日の猛暑。
 といっても、終日、仕事場に籠もっている私にはピンとこない。
 猛暑どころか、クーラーが寒くて、長ズボンに靴下である。

 クーラーは好きではないのだが、手に汗をかくとパソコンのキィーボードが叩けず、それでクーラーの使用である。

「毎日、暑いですな」
「私は寒くて参ってますよ」
 正直に言うと、相手はイヤな顔をする。


 道場もクーラーを入れてある。
 夜の稽古は冷える。
「おい、寒かったらクーラーを切ってやろうか?」
 気を利かして小学校高学年の女子に問うと、
「ちょっと館長、この汗が見えないの!」
 怒っていた。

 私は隅に座って、
「こらッ、腰を落とせ!」
 と時折、怒鳴るだけなので身体が冷えることに気がついた。

 
 連日早朝、愚妻がひとりで畑に水をやりに行っている。
 私はイマイチ気合いが入らず、愚妻に一任している。

 今朝も5時前に出かけた。
「頑張れ」
 とエールを送ると、
「私を殺す気なの」
 と怒っていた。

 猛暑はこれから一ヵ月は続く。
 言葉には気をつけねばなるまい。

投稿者 mukaidani : 10:28

2013年07月08日

昨日は古武術の審査会

 昨日の日曜日は、沖縄の文武館から副館長をお招きして、古武術の審査会とセミナーを開催。
 支部から30余名が参加し、朝9時から夕方まで汗を流した。

 受審者は実年が大半で、誰もが緊張していた。
 加齢にしたがって緊張することが少なくなり、それが精神的弛緩を生む一因であるとするなら、審査会は技量の審査というだけでなく、別の意味を持っているように思う。

「心身」と言うがごとく、健康にとって身体に適度な運動が欠かせないのであれば、精神もまた「適度な緊張」が不可欠だと考えるのだ。

 西洋スポーツには「試合」はあっても、「審査会」はない。

 試合は「勝敗」を争うものであり、審査は「自分」を評価されるものだ。

 それぞれに緊張感はあるが、その質において異なる。

「自分を評価される」というのは、根源的な意味での緊張感だろうと私は思うのだ。

 だから緊張に耐え、昇級昇段していくにつれて、自信と風格が備わっていく。
 会員たちのそんな姿を見るのが、何より私の楽しみでもある。

投稿者 mukaidani : 23:31

2013年07月05日

万年筆を買いに行く

 昨日、無性に万年筆が欲しくなり、愚妻を伴ってデパートへ出かけた。
 万年筆が好きで、これまで色んなやつを買ったが、お気に入りはわずかに一本。40年ほど前、週刊誌記者として駆け出し当時に買ったモンブランだけだ。

 そのころ、故草柳大蔵氏の「物書きにとって万年筆は、武士の刀と同じ」という一文を読み、単純な私は、
(よし!)
 と大奮発して買い求めたものだ。

 私の万年筆好きはそれ以来ということになる。

 で、デパートの売り場。
 ペリカンが欲しかったのだが、太字のやつがない。

 すると女性店員が、
「お取り寄せになりますが」

 ノーテンキな笑顔に、私はたちまち不機嫌になる。
 万年筆は同じ品番であっても、一本一本書き味が違うので、実際に書いてみなければわからない。
 このビミョーな感覚の違いが万年筆の命なのだ。

 それを、
「お取り寄せになりますが」
 とは何事であるか。
 セーターのサイズ違いを取り寄せるのとは訳が違うのだ。

「何よ、万年筆一本でムクれて」
 と、愚妻はケチをつけるが、ムクれるのが正しいのだ。
 なぜなら、原稿はパソコンで書いているとはいえ、万年筆は私にとって、いまも「武士の刀」であり続けているからだ。

投稿者 mukaidani : 23:40

2013年07月01日

駅前でウチワを配る

 今朝は5時出発で畑へ。
 帰宅が10時だから、畑滞在4時間30分。
 雑草を全部刈り取った。

 帰宅して風呂に入り、テレビを観ていたら、そのまま1時間ほど眠っていた。
 起きると、愚妻も高いびきである。
 趣味の畑なのに、これはやり過ぎだと反省。
 次回から2時間30分にしよう。


 午後6時から、タスキをかけて地元の駅前に立ち、ウチワを配る。
 7月は「社会を明るくする運動」の強調月間で、街頭啓発のため、毎年7月1日の恒例行事である。
 法務省の主唱とあって、保護司は必ず参加しなければならない。

「よろしく」
 と言ってウチワを差し出すのだが、反応はさまざま。

「ありがとうございます」
 とニッコリ笑顔のご婦人もいれば、
「ワッ、うれしい!」
 と言って喜ぶ女子高生もいる。

 ムスッとする若い男もいれば、
「孫にあげるので2枚ください」
 と言うおばあちゃんもいたり。

 配ってみてわかるが、ムスッとされるのは気分があまりいいものではない。
 勝手にウチワを差し出しておきながら、そんな言いぐさはないと思いつつ、やっぱり気分がよくない。

 ワガママな私には、ウチワ配りより、黙々と畑の草を取る方が合っているようである。

投稿者 mukaidani : 19:47